Webサイトを作ろうと考える中小企業経営者・個人事業主
「なかなか売上が上がらないなぁ・・・。Webサイトを作ればいいと聞いたけど、どうしてWebサイトを作らないといけないんだろうか。Webサイトの目的について教えてください。」
こういった疑問にこたえます。
1.企業のWebサイトの『目的』は『売上の最大化』です<ゴール/存在意義/重要性/役割>
Web 本舗は、中小企業様・個人事業主様に特化した京都のWebマーケティング会社です。今回はプロの立場から、Webサイトを作る目的について解説していきます。
結論として、Webサイトを作る目的は売上を最大化することです。
こういうと、「問い合わせを増やすことや、良い人材を採用することが目的なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。確かにおっしゃる通りです。しかし、実はWebサイトの本当の目的は売上を上げることなのです。
なぜなら、商売の目的が売上を上げることにあるからです。お問い合わせを増やしたり、良い人材を採用するのも、売上を上げるために存在する手段に過ぎません。
いくら問い合わせが増えても、いくら良い人材が来ても、それが売り上げに繋がらないのではいけませんね。
なのでWebサイトを作る前に、「Webサイトは売上を伸ばすために作るんだ」と覚えておいてください。
企業に、Webサイトは不要なのか?
結論は「絶対にNO」です。なぜなら、Webサイトがない会社は売上が伸びずに倒産するからです。
Webサイトの時代は終わった、これからは〇〇の時代だ、といった意見はいつの時代も出てきますが、気にしなくて結構です。なぜなら、価値のあるものは続いていくからです。例えば、かつてペーパーレスが大いにに叫ばれていた時代では、紙はなくなると言われていました。しかし、実際はどうでしょうか。紙は今も世界中で使われてます。
同じように、Webサイトは不滅です。この現実から目を背けて、Webサイトを甘く見た会社は、受注に困り、やがて消えていきます。結論として、企業にWebサイトは絶対に必要と言えるでしょう。
2.Webサイトが持つべき3つの要素を解説します
さて、売上を上げるには、どういった要素がWebサイトに必要でしょうか。
結論としては3つです。
1.受注を増やすこと
2.良い人材を採用すること
3.良い協業先に見つけてもらうこと
順番に解説していきます。
1.受注を増やすこと
まず受注を増やすことです。いくつかの要素に別れます。
具体的には、下記のとおりです。
・会社案内
・商品の販売
・無料資料/無料サンプルの配布
・問合せの受け付け
それでは、なぜこういった要素が必要なのでしょうか。それは、会社や人が商品を買うには、「信頼関係の構築」が不可欠だからです。具体的には、下記のとおりです。
1回目の訪問:記事を読む。
2回目の訪問:記事が役に立ったので、2回目も読みに来る。
3回目の訪問:無料サンプル配布を知り、申し込む。
4回目の訪問:無料サンプルが良かったので、あなたの会社に信頼感を持つ。
5回目の訪問:商品が欲しくなり、問い合わせする。メールでやり取りして、商品を購入。
お分かりいただけますでしょうか。このように、読者は繰り返しWebサイト来て、興味や信頼の度合いに応じて行動を起こし、最後には商品を購入するのです。
結論:顧客はWebサイトに来るたびに信頼が増え、最終的に商品を買う。
さて、1つ質問です。
先ほどの例で出てきた、問い合わせはどんな内容になるでしょうか。
実は、この問い合わせ、読者の本質的な課題が浮き彫りになった文章が届くことが多いのです。なぜなら、記事を呼んで湧き出てきた疑問、や無料サンプルについての疑問、自分の課題をその商品で解決できるのか、といった内容で頭がいっぱいだからです。
この問い合わせに対応すれば、受注はすぐそこでしょう。
これもすべて、Webサイトのおかげです。商品を買う確率の高いお客様だけを、Webサイト上で選別してくれているのです。それは、あなたが寝ていても休んでいても、です。いわば、Webサイトは無給24時間稼働する営業マンのようなものです。
そう考えると、営業マンを1人雇うよりも、良いWebサイトを作る方がよほど効率的ですよね。営業マンを雇うと、毎月固定費がかかります。社会保険料も強烈です。しかしWebサイトには、そんなコストは存在しません。
Web本舗では、受注獲得に強いWebサイトを制作しております。
未来の売上を作るなら、Webサイトに投資するのがおすすめですよ。
2.良い人材を採用すること
Webサイトに必要な2つ目の要素は、良い人材を採用することです。
御社はどういったやり方で人材募集をされていますか。例えば新卒の新入社員なら、リクナビやマイナビに求人を出しているだけ、中途ならハローワークや転職エージェントに求人を出すだけ。
そんなやり方をしていませんか。
それでは良い人材は集まらないですよ。
なぜなら、そのままだと、良い人材があなたの会社を知ることはほとんどないからです。考えても見てください。日本には何千何万という会社が存在します。それらの会社を多くの優秀な人材は知っているんでしょうか。
そうですよね。
知らないことがほとんどだと思います。
なので、こういった人たちに、自社の名前だけでも知ってもらう。普段からそういった活動を続けておくことが実は強力な採用活動になります。
実は、Webサイトでは、真面目な内容以外の発信が有利になる場合があります。つまり、自分たちの本業とは違う情報で、インターネットで人気者になる。結果、知名度が上がり、優秀な人材が来るというケースも少なくないのです。
これは、単なる求人広告ではできないですよね。様々なやり方で人を集めてくる。それがWebサイトの魅力なのです。
また、リクナビやマイナビを見ていると、書くべき内容が書けていない会社様がたくさん見受けられます。これは非常に良くないことです。なぜなら、求職者は「書いてないこと=隠していること」だと考えるからです。
休日、給料、勤務地。分かる範囲で最大限伝える誠意を見せた方が、良い人材は集まってきます。
こういった情報も、リクナビやマイナビだけでなく、自社のWebサイトに普段から乗せておけば、信頼感につながりますよね。
3.良い協業先に見つけてもらうこと
Webサイトに求められる3つ目の要素は、協業先に見つけてもらうことです。商売は個人戦ではなくチーム戦です。優秀な協業先とチームを組めれば、今よりも売上をもっと伸ばせますよね。
しかし、そういったチャンスは、すぐには見つかりません。そして、時間は有限ですから、協業先になってくれそうな会社を、全て知り尽くすこともできません。
対処法は、あなたの会社が目立てばいいのです。どこに行っても輝くようなWebサイトを持っていれば、向こうから声をかけてきます。
そのためには、Webサイトに下の内容を書く必要があります。
・事業内容
・商品内容
・将来の展望
これによって協業先が見つかれば、新規事業を一緒に作ることもできます。自社では受けられない案件を協業先に流して、代わりに相手からも案件を流してもらう協力関係になることも可能です。
いずれにせよ、協業先を見つけることは非常に強力なプラスになります。なので、Webサイトには協業先に見られている前提で、情報を書いておくのが良いでしょう。
よくある質問
ここでは、よくある質問に答えます。
Q.目的を明確せずにWebサイトを作るとどうなりますか?
結論として、全く価値がないWebサイトが完成し、売上が伸びません。
なぜなら、目的にそぐわない機能やデザインは、百害あって一利なしだからです。BtoBなのに過度にデザインにこだわったり、無駄にアニメーションが動くがその分だけ速度が遅かったり....。そういった余計なことを切り捨てて、売上を伸ばすことだけを目的にすべきです。
しかし、残念ながら、多くのWeb制作会社はこれができません。なぜなら彼らの仕事は『Webサイトを注文通りに作って納品するだけ』だからです。『売上を伸ばすこと』が仕事ではないのです。ここが、クライアントの売上を最大化することを最上位の目的とするWeb本舗と、無数の凡庸なWeb制作会社との違いです。
Q.企業のWebサイトにおいて、デザインはどのぐらい重要ですか?
BtoCなら超重要ですが、BtoBならそこまで重要ではないです。
むしろ、BtoBの決裁権者(商品サービスを買うかどうか決める人)はデザインより中身を重要視します。よって、デザインにたくさんのお金を投資するぐらいなら、その分だけ営業資料作りやWebサイトの追加機能に投資するほうがいいです。
おしゃれなWebサイトと売上が伸びるWebサイトは、全く別物です。
Q.企業のWebサイトのランキングを教えて下さい
下記の表を御覧ください。これが2020年の日本企業Webサイト価値ランキングです。
(引用:ウェブサイト価値ランキング)
やはり、巨大企業はWebサイトに莫大な投資をしています。それには理由があり、Webサイトの重要性を理解しているからです。商売の世界は、勝者総取りです。無数の敗者のやり方など決して真似てはいけません。勝者だけを真似ましょう。つまり、Webサイトにお金を割いて、長い時間かけて価値を高めるのです。これだけが、勝利への道です。
Q.Webサイトと一言で言っても、色んな種類があるように思います。解説してください。
下の図のとおり、企業のWebサイトを分類しました。
✓企業のWebサイトの分類
■コーポレートサイト(会社を紹介するサイト)
・会社案内サイト:会社を紹介するサイトのうち、一般的なもの
・IRサイト:株主・投資家向けに特化したコーポレートサイト
・採用サイト:求職者向けに特化したコーポレートサイト
■サービスサイト(商品サービスを紹介するサイト)
・商品紹介サイト:商品紹介を行うサイトのうち、一般的なもの
・検索サイト:サイト内で検索をしながら、必要な情報を見つけられるサービスサイト
・ECサイト:商品をWebサイト上で販売することができるサービスサイト
■オウンドメディア:自社で所有・運営していくメディア
■ランディングページ:広告から来た人が、最初に訪れる『受け皿』のページ
Q.結局、売上が伸びるWebサイトはどんな構成なのですか?教えて下さい。
結論は、コンビニの店舗みたいなWebサイトが最強です。
毎日大量に人が入ってきて、商品が気になって、レジですぐに買える....。コンビニは理想的な『物が売れるための店舗設計』になっています。Webサイトも同じ考え方で作っていきます。下記のようなWebサイトの中でも売上に直結する要素を最適化して、全体がうまく機能するようにします。
・ファーストビュー
・導線
・問い合わせフォーム
・CTA
・内部構造
最低品質の格安Web制作会社と、Web本舗のようなプロフェッショナルが違うのは、まさにこの部分です。つまり、売上が伸びるためのWebサイトの構成を熟知しているかどうかです。
まとめ
今回はプロの立場から、Webサイトを作る目的について解説してました。
Web本舗では、今回ご紹介したWebサイト目的を完璧に遂行するWebサイトを制作しております。
Webサイトを持っていない方はもちろん、すでにWebサイトを持たれている方でも、「随分昔に作ったから、今ではデザインも機能もイマイチなんだよな・・・なんだかサイトの速度も遅いし、問い合わせも人材の応募も来ないなあ・・・」という方は、ぜひご相談ください。