Webサイトの記事タイトルで困っているWeb担当者
「Webサイトの記事を書く前に、そもそもどんなタイトルをつければいいんだろう。そもそも記事タイトルって重要ですか?文字数制限、決め方のルールも知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
1.Webサイトの記事タイトルを作る方法を解説します
2.Webサイトの記事タイトルは超重要です
3.重要なポイントを解説します
1.Webサイトの記事タイトルを作る方法を解説します
Webマーケティングコンサル会社を経営しています。今回は「Webサイトの記事タイトルを作る方法」を解説します。
2.Webサイトの記事タイトルは超重要です
結論として、Webサイトの記事タイトルは超重要です。理由は下の3つです。
⑵読者が記事タイトルを重視するから
⑶記事を書きやすくなるから
順に解説します。
⑴SEOが記事タイトルを重視するから
売上を最大化するには、記事を検索上位に表示させる必要があります。この時、Googleはネット上の記事を巡回して、どの記事を上げるか判断しています。なので、「良い記事タイトル」をつけることが大切になります。
⑵読者が記事タイトルを重視するから
読者は記事タイトルを見て読むかどうか決めます。記事タイトルを見て、「役立ちそう」「面白そう」と思って初めて、クリックしてくれます。
⑶記事を書きやすくなるから
あなた自身にもメリットがあります。というのは、記事タイトルがしっかり決まれば、書く内容で迷わなくなるからです。例えば、下記のとおりです。
悪い例:
「ダイエットをするメリットを解説してみた」
⇒書くことがぼんやりとしており、記事が書きにくい。良い例:
「20代女性がダイエットをするメリット3つを完全解説」
⇒書くことが決まっているので、簡単に記事が書ける。
3.重要なポイントを解説します
結論として、下の重要ポイントをもとにタイトルを作りましょう。
2.ターゲット・目的を明確にする
3.求める内容が書いてあると示す
4.32文字以内にする
5.具体的な数字を入れる
6.感情を刺激する
順に解説します。
1.狙うSEOキーワードを含める
「SEOキーワードって何?」という人が大半だと思うので、解説します。ポイントは以下の3つです。
・なぜSEOキーワードを狙う必要があるのか
・具体的にどうすればいいのか
SEOキーワードとは
SEOキーワードとは「Googleユーザーが頻繁に検索する、単語の組み合わせの事」です。
例えば、「英会話教材」については「英会話教材 種類」「英会話教材 評判」など、関連する単語の組みわせが無数に存在します。
なぜSEOキーワードを狙う必要があるのか
行動してくれる読者を集めるためです。例えば、あなたが英会話の教材を売りたいとします。その場合、下の2つの人のどちらが買ってくれやすいでしょうか。
⑴「英語 扇風機 呼び方」
⑵「英会話 比較」
もちろん⑵ですね。仮にあなたの記事に沢山読者が来ても、英会話教材を買ってくれないと意味がないわけです。つまり行動してくれる読者を集める必要があります。
したがって、行動してくれる読者が検索しやすいキーワードを選び、それに合わせた記事を書く必要があります。
具体的にどうすればいいのか
下の2つを行えばOKです。
・キーワードをタイトルの前半に入れる
順に解説します。
・狙うキーワードを決める
これはそのままです。「英会話教材 比較」を狙いたい場合は、タイトルに必ず含めましょう。例えば下記のとおりです。
「英会話教材 比較」を狙う場合:
「【2019年最新版】徹底検証!英会話教材を比較してみた【もう迷わない】」
このように、含めるだけでOKです。
・キーワードをタイトルの前半に入れる
結論として、記事タイトルにキーワードを入れる場合には「タイトルの末尾」よりも「タイトルの前半」に入れましょう。というのは、記事タイトルの前半の方が、SEO的に重要視されるからです。
2.ターゲット・目的を明確にする
「どんな読者層に何を伝えたいのか」を示せればOKです。例えば、下のような感じでOKです。
悪い例:
「毛穴汚れを解決する方法を解説!クレンジング使ってみた」良い例:
「鼻の毛穴の黒ずみを解決!男性用クレンジングオイルを紹介します」
3.求める内容が書いてあると示す
読者が求める内容が記事に書かれていること、を示してあげましょう。例えば下記のとおりです。
読者が方法を知りたい場合:方法、やり方
読者が具体例を知りたい場合:具体例、実際
読者がキーワードを検索して、検索画面を見ています。その中であなたの記事だけを「これは読みたい!」と思い、クリックしてくれる。そんな理由を作ってあげましょう。つまり、「読者が欲しい情報があること」が、記事タイトルで約束されていればOKです。
よくある質問:読者が何を求めているのかわかりません
結論として、以下を行いましょう。
⑴質問サイトから考える:キーワードプランナーで質問サイトの一覧を見ましょう。
⑵検索結果から考える:シークレットモードで検索した後、上位10記事を読み、読者が求めているものを考えましょう。
4.32文字以内にする
Googleの検索画面表示できる最大文字数が32文字だからです。それ以上だと、途切れてしまいます。読者が混乱してクリック率が下がるので、32文字以内に収めましょう。
5.具体的な数字を入れる
数字を入れることが重要です。というのは、記事に説得力が増し、クリックしたくなるからです。例えば、「ダイエット 方法」で検索したとして、下の2つの記事タイトルのうち、どちらをクリックしますか?
⑴「ダイエット攻略!最速で痩せる方法を解説します」
⑵「10万人が絶賛!30日で10kg痩せるダイエット方法を解説します」
おそらく、⑵をクリックしたくなるはずです。
このように、数字を入れることは効果的です。ただし、嘘はNGなので、やめましょう。あくまでも、「実際にデータの裏付けがある」「言い方によってはそう言えなくもない」レベルで考えてみると良いです。
6.感情を刺激する
感情を刺激すると、クリック率が上がります。具体例は下記のとおりです。
悲報と朗報
失敗を避けたい
禁止する
秘密感を出す
権威を持ち出す
話し言葉を入れる
ターゲット層の属性を羅列
順に解説します。
無料は最強
結論として、無料は最強です。人間心理として、「無料ならアリかな」「無料なら今すぐクリックしなきゃ!」と感じやすいです。迷ったら記事の冒頭に「無料」とつけておきましょう。下に、「無料」について世界で一番詳しく解説している本を紹介しておきます。
悲報と朗報
「2chまとめサイト(現5ch)」で多用された表現です。少し好みが分かれますが、効果は抜群です。
全ての情報は受け手側にとって「良いニュースか、悪いニュースか」のどちらかになるでしょう。いずれにせよ、注目度が上がります。多用すると効果が薄れるので、ここぞというときに使いましょう。
失敗を避けたい
実は、人間は成功したい気持ちよりも、失敗したくない気持ちが強いです。なので、「失敗」という言葉には敏感に反応し、ついクリックしてしまいます。具体的には下記のとおりです。
「必ず失敗する」
「失敗する理由は簡単」
「~すると失敗します」
「失敗する人の特徴」
使い方は下記のとおりです。
「失敗」ワードで「失敗したくない気持ちを煽る」
⇒失敗するパターンや理由を解説する
⇒失敗せずに済む方法を解説する
禁止する
禁止されると知りたくなるのが人情ですね。ポイントは2種類の禁止方法があるということです。
⑴記事を読むことを禁止する
⑵特定の行動を禁止する
順に解説します。
⑴記事を読むことを禁止する
禁止することでさらに読みたくなる、というパターンです。
例:
悪用厳禁
読んだら負け
⑵特定の行動を禁止する
禁止することで「なぜダメなんだろう?(疑問)」「おかしいだろ(反感)」を思ってもらい、記事の中で解決していきます。結果、読者が抱いた強い感情が記事によって解決されます。
例:
~してはいけない
~はNG
~禁止
秘密感を出す
「誰かにとっての秘密はきっと価値のある情報だろう」という人間心理が働きます。
例:
誰にも知られたくない
本当は教えたくない
権威を持ち出す
自分が各分野の権威とされる存在を示すことで、記事の注目度を上げましょう。
例:
大学教授が勧める
東大生が勧める
医師も推奨
話し言葉を入れる
砕けた話し言葉を使うのもいいでしょう。特に、SEOキーワードを含めると記事タイトルが没個性的になります。そこで、話し言葉で差別化します。親近感を上げることにもつながります。
例:
ぶっちゃけ
やっぱり
まさか
ターゲット層の属性を羅列
記事のターゲット層をそのまま表現するのも有効です。読者は「これって自分の事!?」と感じ、クリックしてくれます。記事の内容もしっかりと読んでくれます。
例:
20代独身女性OL彼氏無しの現実
30代男性実家暮らしの実情
まとめ
今回は「Webサイトの記事タイトルを作る方法」を解説しました。魅力あるタイトルで読者を惹きつけましょう。