正しい見出しタグの付け方が分からないWeb担当者
「Webサイトの運用を任されてみたものの、見出しタグの適切な付け方がいまだにわからない・・・。SEO効果も特に高いらしいし、早くマスターしたいな。正しい見出しタグの付け方について教えてください。」
【SEO初心者講座】正しい見出しタグの付け方を解説します
Webマーケティングコンサル会社を経営しています。
今回は、見出しタグ(h2やh3)の正しい使い方と、使用頻度について解説しました。クライアントへの実際のフィードバックを例に取りながら、見ていきます。
お得な情報が、記事の最後にあります。ぜひ最後までお読みください。
【コンサル生さんのウェブサイト】
見出しタグの誤用はNG
今回のフィードバックで参考にしたのは以下のページ。
装飾の使い方には慣れた状態で、いかに読まれやすい記事を作るのかを模索している状態です。
装飾が上手くできていますね。少し多すぎる気もしますが、殺風景な記事よりは読みやすくなっています。
見出しタグも利用できていて、文章の構造も悪くない記事です。
しかしながら、見出しタグの構造に着目してみると、いくつか改善すべき点がありました。そこで今回は、該当記事の文章構造を丸裸にしてみます。
該当記事の文章構造を丸裸にしてみた
【文章構造中のマーカー色分け】
- 赤色マーカー:見出しタグ
- 黄色マーカー:本文部分
- 青色マーカー:画像
<h3 class="warning-box" style="text-align: center;"><span style="font-size: 20px;">人は太っていた事を忘れる?</span></h3>
ちょっと前まで<strong>太っていた</strong>けど、ダイエットに<strong>成功</strong>して<strong>念願の体型</strong>になった人は実は、太っていた頃の<strong>感覚を忘れてしまう</strong>事が多いそうです。
と言うのも、ちゃんと<strong>しっかり痩せた</strong>その<strong>体型を維持</strong>するのに必死で生活しているので、太っていて<strong>ダイエット</strong>だけが<strong>世界の全て</strong>だった様な日々の事は全く今の生活では役に立たないからなのです。そうして日々を忙しく過ごしている中で、今正にダイエット中と言う友人と話したりしている時に思い出すそうです。
<h1 class="blank-box sticky st-red" style="text-align: center;"><strong><span style="font-size: 28px;">ダイエットにはやっぱり運動が重要</span></strong></h1>
何故昔、あんなに<strong>必死</strong>でダイエットしていたのにも関わらず、なかなか痩せられないで<strong>苦労</strong>していたのか?と言うその日々を思い出すそうなんですが、<span class="marker-under-red" style="font-size: 20px;"><strong>ダイエット中</strong></span>と言っている人を見ると納得するそうです。
<img class="alignnone size-full wp-image-79" src="https://sparrow88.tokyo/wp-content/uploads/2020/01/gaman_okashi.png" alt="" width="388" height="400" />
実はダイエット中の人は自分では<strong>食事制限</strong>したり<strong>一食置き換え</strong>をしたり<strong>運動をして頑張っているつもり</strong>だと思うのですが、ちゃんとしっかり痩せて結果を出せた人から見ると、<strong>かなり怠惰</strong>と言うか<span class="marker-under-red"><strong>本当にダイエット</strong></span>しているの?と尋ねたくなる程ダイエットしていないそうなのです。
<img class="alignnone size-full wp-image-78" src="https://sparrow88.tokyo/wp-content/uploads/2020/01/diet_running_man.png" alt="" width="330" height="400" />
特に運動をしている系の発言をしている<strong>ダイエッター</strong>について行ってどんな運動をしているのか見せてもらうと、<strong>近所をランニング</strong>しているのですがダイエット友達を<strong>ずっと喋って歩いている</strong>だけなので、全く運動の効果を得られていなかったりするそうです。
この喋りながら運動するのがどうして良くないのか?と言うと、人体は<strong>一つの行動</strong>に対して<strong>集中</strong>して行けばその行動の<strong>成果</strong>が得られるのですが、何かをしながら何かをしている状態だと、<strong>どっちつかず</strong>の状態になってしまって何も<strong>効果が得られなく</strong>なってしまうのです。
<h2 class="blank-box sticky st-red">家事をしながらダイエットをすれば効果的?</h2>
よくお昼の情報番組で紹介している、<strong>家事</strong>をしながらダイエット運動とかもあまり<strong>効果が無い</strong>と思った方が良さそうです。
何か<strong>一つの事に集中</strong>して、<strong>ダイエット</strong>をすることがおすすめです。
本当にダイエットをしたい人は<strong>メンタル</strong>が違うので、何かと一緒にすると言うことがあまり無いそうです。結構、自分を<strong>甘やかして</strong>ダイエットしていると痩せられないので、どこかで<strong>ストイック</strong>に自分をいじめ倒す位の<strong>気迫</strong>と<strong>メンタル</strong>でダイエットを実行しては如何でしょうか?
見出しタグは全部で3回使われていました。h2、h1、h3の順番で、それぞれ1回ずつ見出しタグが設定されていますね。
見出しタグごとに文章の段落がはっきりしていて、構造自体は悪くありません。色分けした状態の構造を見るとわかりますが、それぞれの文章段落が持つ意味のセクションが明確に分かれているので、人間が読む限りでは正しい見出しタグの使い方だと言えます。
しかしながら、ウェブサイトの記事の評価を最初に行うのはGoogleクローラーです。Googleクローラーに評価されて初めて、執筆した記事は人間から閲覧されるようになります。
そこで、より多くのPVを稼ぐためにはGoogleから評価される記事の執筆を行う必要があるのです。
詳しく説明します。
【解説】見出しタグには利用すべき使い方の違いがある
見出しタグは、H1,H2,H3,H4,H5、、、と言ったように、CSSコードによって定義された数字の数だけ存在します。
見出しタグが一つだけならそこに相違点は存在しないのですが、わざわざ複数用意されているのですから、使い分けるべき理由がありそうですよね。
Googleサーチコンソールガイドによれば、見出しタグは見出しタグを利用すべき適切な場所で、適切な方法のもと、利用する必要があります。
Googleによるウェブガイド
一般的に、見出しタグには以下のような使い分けが必要だとされています。
- H1タグ:タイトル(自動設定)
- H2タグ:大見出し
- H3タグ:小見出し
- H4タグ:補足情報
したがって、H1タグを文章中に利用することはまずないと思ってください。少なくともWordpress上で記事を入稿する際は、タイトル入力欄があるので、そちらのみにH1タグを利用します。(勝手にH1になります)
H2タグ、H3タグ、H4タグについては以下のひな型を参考にしましょう。
記事執筆時のテンプレート
見出し1:タイトル
簡単な導入文
見出し2:見出し1をより具体的にかくイメージ
より詳細な説明、説明するために分ける必要があるならさらに見出し3を設定
見出し3:詳細な説明をより具体的にかく
見出し3:詳細な説明をより具体的にかく
見出し3:詳細な説明をより具体的にかく見出し2:違った切り口の見出し1の具体的なタイトル
以下同じ
下をご覧ください。
フィードバック対象の記事をベースに、
記事を改善してみました。
<h1>【ダイエット成功談】私がダイエットに大成功した理由</h1>
当時の彼氏に「お前、最近太ってきたね」と言われて決意したダイエット。
あのセリフは本当に悔しくて、絶対に見返してやろうと決意した去年の夏のことです。だからこそ、適当にダイエットをして「痩せないな~(笑)」なんてケラケラ笑っている人たちが本当に許せません。痩せる気あるの?っていつも思います。
今回は、私が本気でダイエットに取り組んでいた時に参考にした書籍や、食事方法などを紹介します。
<h2>ダイエットに失敗する人の特徴</h2>
<ul>
<li>友達と話しながらウォーキングする</li>
<li>週に1回、30分程度の気軽な運動</li>
<li>食事に気をかけず、食べたいものを好きなだけ食べる生活(好物はタピオカ)</li>
</ul>こんな適当なダイエットをしていて痩せると思っている人が信じられません。
<h3>片手間のダイエットは必ず失敗する</h3>
○○大学の研究によると、1つの行動に対して集中している状態と、何か別のことを行いながら作業を行う状態の成果を比較した結果、前者の状態の方が良い結果が出ることが判明したそうです。
それもそのはずですよね。よっぽど器用な方でないと、1つのことに集中した時以上の成果など出せないはずです。
私はダイエットに関しても同じことが言えると思います。
<h2>ダイエットに成功する秘訣3選</h2>
ダイエットに成功するには、〇〇や、××を行いつつも、日々の△△にも気をかけるべきだと思います。
私は上記の方法でXXキロの減量に成功しました。
<h3>【成功の秘訣①】ダイエットのみに集中する</h3>
家事をしながらダイエット、テレビを見ながらダイエット、お話ししながらダイエット。
よくテレビ番組で紹介されているような方法ですが、そんな方法で痩せる訳がないのです。ダイエットをするならその行動1本に集中する。そうすることで、脂肪の燃焼効率も高まると言われています。
<blockquote>引用:~~~~~~(××研究チーム)</blockquote>
<h3>秘訣②</h3>
内容
<h3>秘訣③</h3>
内容
<h2>ダイエットに成功した私がおすすめする書籍3選</h2>
ダイエット初期、まずアマゾンで書籍を複数購入して、ダイエットに関する知識を深めました。
その中でもかなり有益な情報が詰まっていた書籍が数冊あるので、こちらで紹介します。
<h3>書籍①</h3>
内容
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<h3>書籍②</h3>
内容
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<h3>書籍③</h3>
内容
本3アフィリエイトリンク
<h2>まとめ</h2>
まとめ文、おすすめ記事など
かなりスッキリしたと思いませんか?記事を執筆する前に、文章の構造を見出しタグ単位で作成しておくと、その後の執筆がスムーズになりますよ。
まとめ:今回のフィードバック
さて、今回分析した記事のフィードバックをひとまとめにします。
- 見出しは使い分ける
- H1タグは文章中で使わない
- 装飾は最低限でOK
- ストロングタグの多用は避ける(別記事にて解説)
以上になります。
後半で紹介した、記事作成の雛形はぜひ参考にしてください。見出しタグ単位で文章構造をあらかじめ設定しておけば、記事執筆がスムーズになるほか、途中で書いていることがズレてしまうことも未然に防ぐことができます。是非覚えておきましょう。
まとめ
今回は、見出しタグ(h2やh3)の正しい使い方と使用頻度について解説しました。実際のSEOコンサルも、このような形で進んでいきます。
SEOコンサルについて相談したい方は、下のリンクからどうぞ。